ミニクーパーとフィアット

ミニクーパーフィアット

これがフィアット500かっちょいい!

2024年04月22日(月)

①おー

「あ!」目の前を新型のミニクーパーと同じく新型のフィアットが連なって通った。なんたる偶然に思わずにっこり。ぼくが今関心を寄せている2台の車だ。もっとも両方とも旧型だけどね。オールドミニクーパー。四角く、しかもめっちゃ小さな大きさ。現在の基準ではこんな小さな車は安全性のために作られないんだろうなあ。1分の1プラモデルっていわれるくらいおもちゃみたいだし、もう製造中止の車だからマニアが一所懸命メンテして乗っている。一方フィアット500。こちらも旧型。ルパン三世カリオストロの城」でルパンたちが乗っていたこちらは丸っこいボディの車だ。どちらもとても小さな車。

 車の免許のないぼくは、ミニクーパーは憧れであり、まあそういうわけで模型を作った。2008年頃、田宮と青島でミニクーパープラモデルがあり、青島は作ったけど(壊れちゃったな)田宮は作らず仕舞、16年ぶりに箱を開けると、なんと一番重要なボディが紛失!アホだあ。きっと青島のミニクーパーと比べたりしていじっていてどっかにやっちゃったらしい。当時1800円くらい。しかし今は田宮版のこのクーパーは廃版。ネットでは2万円なんて値段が付いてるものがある!(ぼったくり)ボディのないミニクーパー。こうなるとどうしても作りたくなる。で、何とかネットで6000円。まあ2万円よりは良いか。16年も模型から離れてたんだけど、最近ふとしたことで作り出したら面白くなった。

 さてフィアットだけど、こちらは台キャスト製のおもちゃ18分の一スケール。ダイキャスト製(鉄)なのでずっしり。ドア、荷台、エンジンルームをあけることが出来る。こういうのがギミックっていうんだけど、かっこいいんだね。子どもの頃のプラモデルはこうやって動くところが多いので遊べて楽しんだ。最近のプラモデルは精密な作りなのでギミックが無い。24分の一だとその大きさで本物のようにドア開閉するには相当小さな部品加工しなければならないし耐久的にも持たないからだ。と言うわけでたくさん開閉するプラーゴと言うメーカーのダイキャストモデル。しかしダイキャストだけど金属部分が分厚くてどうもリアルさに欠ける。やはり忠実な再現。スケールにあった薄さはプラスチックで無いと再現できないみたいだ。

 田宮のミニクーパーが届くのには少し時間がかかるようなのでボディ無しでも作れるところから作り始めた。いやあ説明書もわかりやすく、塗装の指定も番号だけではなくていちいち言葉で記載されているのはありがたい。実に丁寧。組上がりの途中(チュートリアル)の写真が掲載されていたりと資料性に富み、ありがたい。流石田宮だなあ。

 フィアットはやはり田宮で模型化されている。アマゾンで確認したところ予約と出ていた。最新のモデルらしい。こちらは廃版ではないので2000円台だった。これも欲しいなあ。

 最近はユーチューブで模型を作っている動画がアップされている。ミニクーパーを見たけど凄いねえ。先ほどのドア開閉エンジンルーム開閉を自作で作っていく。その技術の素晴らしさ!エンジンの配線まで再現している。プラモデルを素材にして実にクリエイティブなさ業をしていてため息が出た。こんなことまでは出来ないな。