この世のパラダイス

4163この世のパラダイス龍泉寺の湯

2023年12月25日(月)

  • 「あ゛―!」

あまりきれいには決まらなかったな。この「あ」に濁点打つやり方。ま、いっか。このお風呂に入るときに出す声。「あ゛―!」この極楽声。日本人、お風呂好きね。ぼく大好きです。温泉良いよね。でも、そうそう箱根とか草津には行けないねえ。で、あるじゃん。スーパー銭湯。「龍泉寺の湯」

お風呂入るとき、ほんとにみんな幸せそうな顔をしている。怒っている人、眉間にしわよせてる人っていないよね。みんなで温泉入ってたら戦争にならないんじゃないかなあ、なんてノー天気なこといってごめんなさい。

「あー」ではなく「あ゛」この声出したくなるそんな瞬間が嬉しい。人の「あ゛―」を聞いてても幸せを感ずる。

 で「湘南resortspa龍泉寺の湯」大好きなんだよね。ぼく、ここはこの世のパラダイス。理想郷だと思ってる。

 750円。(朝風呂は650円)岩盤浴は⧺00円で浴衣やバスタオルを貸してくれる。朝5時から深夜2時まで。これでたっぷりいることが出来る。これ凄いよね。お風呂もたくさんあってバラエティに富んでいて楽しい。洗い場もたくさんあって順番待ちなんてありえない。

 箱根や草津などの温泉場は、それこそ効能のある温泉水だけど、施設的には結構狭かったりする。その点、龍泉寺は広い!

 まず駐車場が広い。車出来ても停めるのにストレスを感じさせない。エレベータで登っていくようになっている。入り口も広いし、何より清潔だ。

ぼくは、まず、身体を洗い、すぐに露天風呂へ。富士見の岩湯。これ天然温泉なんだって。テレビを見ながらのお風呂が心地よく、美しい富士山が見える。また東海道線の走りも見える。逆に東海道線下りに乗って平塚方面に向かうときは必ずこの龍泉寺に熱い視線を向けてしまう。でね。朝5時からっていうのに5時前には駐車場にかなり車が止まっている。みんな好きだねえ。ひとっ風呂浴びてさっと帰る御仁もいたりしてなかなか粋だなあ、出勤前の風呂かな?

 で、富士見の岩風呂の次は美泡の壺。このおひとり様限りのプライベート壺が大好き。細かい泡が気持ちよく、占有出来る壺が快感。

 屋内のお風呂も種類が多く楽しめる。

 脱衣場も広くていいね。

 こっからさらに好きなのが休憩室の広さ。寝っ転がってのんびりできる。畳が暖房になっていてもうかゆいところに手が届くとはこのことだね。ちゃぶ台もあってそこで読書や書き物が出来る

 そしてもう一つは「なみまくら」での朝食提供。これが安い!ぼくって昭和生まれのドケチなので外食1000円って高いと思っている。きっと吉野家とか松屋ばかり言っているせいもあるけど。「今時千円は安いんだよ。」と家族に諭される。でね。このなみまくらの朝食って600円くらいなんだね。和食、洋食があるけど、やはり日本人。和食。サバが出た。生卵、のり、味噌汁、納豆。このチョー定番がたまらない!

 これだね。この世のパラダイス。温泉場では休憩室が無かったり小さかったりで「さ、お風呂入ったらさっさと帰ってね。」的な感じがするけど龍泉寺あっぱれ!