トキオジャパン

トキオジャパン

シン・トレンクラーズイン

2024年01月15日(月)

  • だって東京だってば

 都会だよね。「生き馬の目を抜く」というおっそろしい場所だよね。その東京。自転車で行くのは実に怖い。それでも行けたら凄いだろうな。ということで藤沢から境川のサイクリングロードを通って町田までチャレンジしたことがあった。「やった!」東京。しかし、町田は東京っつても辺境(失礼!)あの東京駅があるあの場所だよなあ。でも、道は複雑、交通量の多さ。近寄りがたい。

東京は走りやすかったです

 東海道53次。何となく静岡から始めたけど、東京―茅ヶ崎間が手つかず。

「自転車で行く東海道53次」という本では東京から戸塚が第1日目になっている。「そうだよなあ。まずは、川崎、横浜くらいまででも歩を進めておけば。次回にまた続きをやればやがて茅ヶ崎まで繋がるだろうと覚悟を決めて実行することにした。

 起床3時。寒川からのスタートだとどうしても始発が5時35分。茅ヶ崎4時56分の始発には乗車できない。こうなったら静岡攻略の時と同じ。茅ヶ崎まで自走するしかない。

 で茅ヶ崎まで。今年はそれほど寒く無い感じなのでありがたい。コンビニでコーヒーを買おうとしたら「清掃中」仕方なくわざわざ別のコンビニに行ってポットに詰めた。便利だといわれたタイオガの輪行用ベルトはまだ使いにくい。

茅ヶ崎駅で自転車を畳んで、改札を抜けてホームに向かう。結構人が出ている。とにかく少しでも早く行きたいって人ばかりなんだろうなあ。高崎行きの一番列車はめちゃ込とは言わないまでも、空席はほとんどない状態だった。先頭車両に乗ったのでいいスペースに自転車を収められた。その後でっかいスーツケースの人とか乗ってきたので場所が確保できて良かった。座ることも出来たのでラッキー。それにしても一番列車って乗りたい人多いんだなあ。そして、そんな時間に途中下車してもまだ真っ暗。やはり目指す東京までほとんど席の入れ替えは無かったね。

東京駅。日本橋口で、自転車組み立て。昭和通り国道15号線)で「ここがスタート」6時30分。トキオジャパンの中心部コアだね。道も広く、交通量もさほどではなく楽に走れた。和光の時計台を見て感動。勿論昔も見たことあるけど、このゴジラが壊した時計台がいまだに残っているのは嬉しいね。またゴジラの壊した八ツ山橋もゴジラフリークのぼくにはわくわくものだ。

「自転車で行く東海道53次」は一日目のせいか、とても分かりやすく順調に進め、旧東海道を上手に紹介してある。現在では裏道で商店街になっていたり、昭和な雰囲気の閑静な住宅街など、とにかく見ていて飽きない。昭和にタイムスリップしたような楽しさ、わくわくがある。京浜急行の駅など、普段は行かないので新鮮だし、こじんまりした街に良い感じの雰囲気で楽しい。そして人々の息使いや活気があって嬉しくなる。

 東戸塚あたりの権太坂はきつかったな。東海道の難所だったそうだ。ここで道をロスト。戸塚で電車に乗ろうと思ったけど、そこから遊行寺まで40分というガイドで「ようし!」となり、地元なので結局寒川まで帰ってきちゃったあ。